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IgA腎症とは上気道炎に伴い、血尿を繰り返す疾患です。確定診断は腎生検が必要です。IgA腎症の扁摘効果を紹介します。経過観察期間は5年から19年、扁摘群で平均9.8年、非扁摘群で8.8年間行いました.治療効果は4群に分けて判定しました。
| 寛解群: |
過去半年以上、蛋白尿・血尿がともに陰性で、腎機能が正常な群 |
| 腎機能保持群: |
尿所見の異常は続いているが、腎機能は正常な群 |
| 腎機能低下群: |
腎機能の低下を認める群(血清クレアチニン値1.3mg/dl以上の持続)
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| 腎不全群: |
末期腎不全に至り透析を受けているか、または腎移植を受けた群 |
結果はグラフに示します。扁摘群では寛解率28.2%、腎機能保持率(寛解群と腎機能保持群を加えた率)は90.1%、腎生存率(腎不全群を除いた率)は95.8%でした。非扁摘群では寛解率11.9%、腎機能保持率は76.2%、腎生存率は83.8%でした。腎生検による病理組織の結果にもよりますが、IgA腎症に対する決定的な治療法のない現在、扁桃摘出は効果のある治療法といえます。

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